Archive for 1月, 2013

~基礎の仕組み~

  建設を予定している更地に、杭とテ-プを使って建物の形を原寸大で示す作業が「地縄張り」と呼ばれるものです。これによって、実際の建物の位置が分かり、隣家との距離もはっきりつかむことができます。

 この作業が終わると、建物の外周に沿って建物の位置を示す「水盛り・遣形」と言われる仮設物が設けられます。これに糸を張って建物の正確な位置や高さなどを知る目安なるもので、いわば原寸の定規みたいなものです。またこれは基礎工事が終わるまで、仮設物は残されます。

 この作業が終わればいよいよ基礎工事が始まります。まず基礎を設ける部分に、フ-チングの幅より広めの穴を掘る、「根切り」という作業を行います。

穴を掘った部分の底に「割栗石」と呼ばれるこぶし大の石や砂利などを入れてしっかり突き固めます。これを割栗地業です。基礎のための基礎みたいなもので、基礎を安全に支えるために基礎の下の地盤を、強く均等にならしておく重要な作業です。

 地業の上に3~5cmの厚さでコンクリ-トを打ちます。これを捨てコンクリ-ト打ちといわれるもので、基礎を安定して支えるためのものです。

 さらに、直径9mm(主要部は13mm)程度の鉄筋を組み、アンカ-ボルトといわれる基礎とその上に載せられる土台をつなぐ金物を事前に配置し、型枠を立ててコンクリ-トを流し込む、いわゆる配筋・コンクリ-ト打設作業が行われ、基礎工事が終了します。ところで、この基礎工事を工期がないなどの理由で、早々に型枠を外してしまうと、十分な強度が得られないことがあります。

 基礎には、大切な役割として家の大敵である湿気対策も兼ねています。 日本の風土は高温多湿であるため、床したに湿気が溜まると、それが土台や柱を腐らせる原因にもなります。

 湿気は地面から上がってきますので、まず基礎を高くして家を地面から離すと同時に、住宅の下に隠れる土の表面をコンクリ-トで覆ってしまいますので地面からの湿気を防ぐことができます。

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