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子どもたちの動線―小学校中学年まで

 住まいの間取りを考える上で、動線を考慮することは大切なことです。動線と一言で言っても、家族それぞれの目的によって、さまざまな動線が存在します。例えば、主婦には、家事の動線があり、高齢者の夜には、リビング~洗面所・風呂~寝室~トイレという動線があります。

 住まいを新築するにあたり、弟夫婦から子ども部屋を含めた子どもの動線について、相談がありました。甥や姪はまだ幼いのですが、将来を考えて、家庭学習環境を整えたいとのことです。

家庭学習といっても、簡単に言えば、3つの段階があります。初めの段階は、家庭学習デビューの段階で、次が家庭学習習慣の定着への習慣づけ段階で、最後が家庭学習自主自立の段階です。理想的には、習慣づけ段階を卒業するのが、小学校の中学年です。高学年になると、自主自立への移行期間で、中学生になると、完全に計画を立てて、家庭学習を進めていくことが大切になります。

つまり、小学校の中学年までの動線と高学年以降の動線は大きく変化していきます。最近、リビング学習ということがよく言われますが、2段階目までの学習場所をリビングにして、親が学習を監視するのでなく、学ぶ姿勢を定着させていくアドバイスがしやすい環境を作っていくという点で推奨されています。

子ども部屋を作って、片付けなどの習慣をつけることは大切ですが、こと家庭学習となると、まだまだ個室では集中できない年齢です。我が家の場合、低学年の時は、私がキッチンにいたら、ダイニングテーブルの上で、夕食後はリビングの隣の和室コーナーの座卓の上で勉強をしていました。つまり、母親の動線上に自分たちが学習スペースを確保し、最終的には、子ども部屋で就寝するというのが、子どもたちの動線です。弟夫婦には、リビングダイニングルームに家庭学習できる簡単な空間を作ることを助言しました。

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